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個人向けスモールM&A講座、第9回では「経営者としての資質とは」を、解説しました。
《前回記事》 |
いつも個人向けスモールM&A講座をご覧いただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで、今回をもって10回目を迎える事が出来ました。
本講座につきまして読者様より、ご意見やご感想をいただけました事、心より感謝申し上げます。
今回は、今までの講座のまとめ回として、発信させていただきます。
個人向けスモールM&A講座、第10回目は最終回「今までの講座まとめ」です。
過去の参考記事(リンクをつけてあります)もご覧いただけますと幸いです。
また、本講座についてのご意見・ご感想も歓迎します。
今回記事も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
《関連記事》 |
- 個人向けスモールM&A講座 まとめ
- 個人向けスモールM&A講座 第1回「買収ニーズが決まらない時は履歴書を作れ!」
- 個人向けスモールM&A講座 第2回「買収したい案件にアプローチしても断られる!交渉してもらうにはどうすればいい!?」
- 個人向けスモールM&A講座 第3回「いざ交渉開始!M&A交渉の進め方!」
- 個人向けスモールM&A講座 第4回「買い手がトップ面談前に準備しておくべき事とは?」
- 個人向けスモールM&A講座 第5回「トップ面談はどう進行すればいい?」
- 個人向けスモールM&A講座 第6回「検討材料の整理・精査方法のポイントとは?」
- 個人向けスモールM&A講座 第7回「サラリーマンが会社を買うメリット」
- 個人向けスモールM&A講座 第8回「買収を成功させている人が持っている3つの能力」
- 個人向けスモールM&A講座 第9回「経営者としての資質とは」
- 【買い手向け】初めてのM&A・マンツーマン指導プラン
- noteメンバーシップのご案内
- まとめ
- 弊社へのご意見・ご感想をお待ちしております。
個人向けスモールM&A講座 まとめ
個人向けスモールM&A講座のまとめです。
ご覧いただき、過去の参考記事(リンクをつけてあります)もご覧いただけますと幸いです。
また、本講座についてのご意見・ご感想も歓迎します。
個人向けスモールM&A講座 第1回「買収ニーズが決まらない時は履歴書を作れ!」
第1回では、「買収ニーズが決まらない時は履歴書を作れ!」を、ご説明しました。
まずは、個人でのM&Aをする場合、まずは買収ニーズを決定しなければなりません。
しかし、どんな案件に狙いを定めてアプローチしたらいいのか?自分はどんな案件を購入したいのかが明確になっていない方が意外と多くいらっしゃいます。
この部分が明確になっていいないと、売り手にアプローチしても交渉してもらえないという弊害も出てきます。
そこで、個人M&Aの初動としては、ご自分の履歴書を作成するべきという事です。
ご自分のやりたいこと、得意なこととは自身の歴史を見ればわかってきます。
その経歴を作成することで、売り手へのアプローチの際のアピールにもつながるのです。
個人のM&Aは就職活動や転職活動に似ています。
入社試験であれば「志望動機」、M&Aであれば「買収動機」を明確にしなければ、エントリーの時点で選考から漏れてしまいます。
もちろんM&Aの場合、交渉という概念が入ってくるわけですが、選考を通過し交渉までこぎつけるのが意外と大変です。
そのために必要なものは「履歴書」なのです。
「履歴書」から買収ニーズを決定。そして「履歴書」を活用して書類選考を突破しなければならないのです。
ご自分を見つめ直すという意味でも、まずは「履歴書」を作成してみてください。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第2回「買収したい案件にアプローチしても断られる!交渉してもらうにはどうすればいい!?」
第2回では、「買収したい案件にアプローチしても断られる!交渉してもらうにはどうすればいい!?」を、ご説明しました。
個人のM&Aは法人よりも圧倒的に不利です。
なぜならば、法人に比べ個人は社会的信用力が全くなく、むしろ売り手にアプローチすると怪しいとさえ、思われてしまいます。
こういった事もあり、個人M&Aの場合、売り手との交渉に漕ぎつけるのにかなり苦労をされている方も多いのではないでしょうか?
この高いハードルを乗り越えるためには、売り手へのファーストアプローチの文面を見直し、第1回で作成した自分の履歴書の提示と買収動機、買収後の経営方針を明確にして売り手へアピールしなければなりません。
売り手から交渉の許可をいただくという事は、想像以上にハードルが高いです。
もしも、交渉まで行けなかったとしても、ご縁がなかったと考えて、諦めずに別の案件にアプローチしましょう。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第3回「いざ交渉開始!M&A交渉の進め方!」
第3回では、「いざ交渉開始!M&A交渉の進め方!」を、ご説明しました。
M&A交渉における初動フェーズともいえる、面談までについての交渉の進め方について触れています。
ネームクリア⇒必要書類の徴求⇒面談打診
という一般的な流れでご説明しましたが、実務では、順番が前後したり、一度で複数の工程を兼ねるなど様々です。
ここで一つ、私的な意見ではありますが、トップ面談の早期実施は重要です。
M&A交渉は売り手も買い手も慣れておらず、なかなか思うように進展しないことが多いでことでしょう。
それを避けるためにも、買い手サイドで積極的に交渉を進展させ、売り手に対する買収の本気度や熱意、誠意を見せることが重要なのです。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第4回「買い手がトップ面談前に準備しておくべき事とは?」
第4回では、「買い手がトップ面談前に準備しておくべき事とは?」を、ご説明しました。
トップ面談は準備万端で臨みましょう。
トップ面談の準備とは、以下のものです。
- 売り手情報もう一度チェック
- 質問事項は事前にメールで送っておく
- 売り手の業界をチェック
- 買い手のプレゼンテーション
- 必要資料を調べておく
トップ面談は重要なフェーズです。
特に初面談は売り手に対し好印象を勝ち取る必要もあるので、非常に重要です。
くどいようですが、個人は法人に比べて圧倒的に不利です。
法人を凌駕する何かがないと他の買い手候補に差を付けられません。
そのためにも、トップ面談前の準備は万全にしなければなりません。
講座の第1回や第2回でもご説明しましたが、ファーストアプローチは就職活動や転職活動のそれに近い。。。。いえ、それ以上ハードルの高いものです。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第5回「トップ面談はどう進行すればいい?」
第5回では、「トップ面談はどう進行すればいい?」を、ご説明しました。
トップ面談の流れは以下のような流れになります。
- まずはアイスブレイク
- 自己紹介とプレゼンテーション
- 質問事項のヒアリング
- 売り手の業界について確認
- 必要資料についての確認
トップ面談は重要なフェーズです。
特に初面談は売り手に対し好印象を勝ち取る必要もあるので、非常に重要です。
買い手側で主導権を取り、交渉を有利に進められるようにしましょう。
トップ面談時に必ずやっていただきたい事があります。
それは、メモをしっかり取る事です。
当たり前の話ですが、交渉ではかなり重要なことです。
ヒアリング内容や、今後の交渉はどう進めるかの確認、そして、後で言った言わないの話にならないよう抜け漏れのないようメモを必ず取って下さい。
自宅に着いたら、トップ面談の議事録を作成し売り手にメールでお送りしてください。
これについては、事故防止の為に、交渉の都度必ず行ってください。
文章で残しておくとは今後の交渉だけではなく、基本合意やデューデリジェンス、最終譲渡契約書草案作成の際にも活用することができます。
くどいようですが、交渉議事録は必ず作成し売り手側にも共有しましょう。
事前準備と議事録の作成。
当たり前のことを当たり前にこなす事が、買収成功の近道なのです。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第6回「検討材料の整理・精査方法のポイントとは?」
第6回では、「検討材料の整理・精査方法のポイントとは?」を、ご説明しました。
スモールM&Aにおける 検討材料の整理・精査方法のポイントは以下となります。
- トップ面談でのヒアリング内容のまとめ作成
- 収集資料の精査
- 買収企業の印象の考察
- 収集した情報に対して、再度質問事項の作成
重要なことは案件内容の「可視化」です。
これは自分に対する検討資料として利用するだけではなく、売り手に対してもリスクや問題点を示すことに役立ちます。
それを踏まえた上での価格や条件の交渉が可能となります。
内容を可視化した資料があるのとないのとでは、検討だけではなく交渉にも多大な影響を与えるのです。
面倒な作業にはなりますが、内容の「見える化」は必ず実施した上で、買収検討するようにしましょう。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第7回「サラリーマンが会社を買うメリット」
第7回では、「個人が会社を買うメリット」を、ご説明しました。
個人が会社を買うメリットは、以下となります。
- 時間の短縮
- コスト削減
- 経営ノウハウの継承
- 人材の獲得
- 自分で経営するという明るい未来と楽しさ
個人が会社を買うメリットの代表例をご紹介しましたが、案件によって、他のメリットが出てくる場合が多いです。
ご自分が購入を検討している案件にはどういったメリットが存在するのかをご自身の考えや、アドバイザーのサポートを通してよく把握するようにして下さい。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第8回「買収を成功させている人が持っている3つの能力」
第8回では、「買収を成功させている人が持っている3つの能力」を、ご説明しました。
スモールM&Aにおいて 買収を成功させている人が持っている3つの能力とは以下のものです。
- 度胸
- 行動力
- 決断力
「度胸」「行動力」「決断力」を具備することは、経営者としての必須条件です。
これら3つを兼ね備えなければ、M&A起業にしても、ゼロから起業にしても夢のまた夢で、ましてや、経営者としても失格です。
しかも、この3つは最低持っておかなければならないもので、そのほかにも経営センスやビジネス感、営業力、人望など、備えなければならない能力は山ほどあります。
ノウハウなどよりもまずは、ご自身の精神を鍛えることから始めてみてください。
それが、スモールM&Aを成功させるための第一歩なのです。
《参考記事》 |
個人向けスモールM&A講座 第9回「経営者としての資質とは」
第9回では、「経営者としての資質とは」を、ご説明しました。
経営者としての3つの資質とは、以下のものです。
- 決断力はあるか?
- 付加価値という概念を理解しているか?
- 情報収集能力はあるか?
第8回同様、スモールM&Aについての実践的なトピックスではありませんでしたが、個人のM&A起業を希望される方からのご質問が多かった事と、経営者としての資質をご理解していただきたいという事もあり、解説させていただいた回でした。
本文でもお伝えした通り、経営者としての資質は先天的に持って生まれるものではなく、後天的に備わるもので、「個人が持っている経営者としての器が自分を社長にする」のではなく、「社長という肩書が個人の器を大きくしてくれて自分を経営者にしてくれる」のだと私は思います。
また、今回ご紹介した経営者としての資質は最低限備えておくべきもので、そのほかにも経営センスやビジネス感、営業力、人望など、持つべき資質は山ほどあり、それらを全てを具備してからM&A起業を志すというのなら、その夢は一生達成することはないでしょう。
結論、経営者としての資質は、M&A起業後に実際に自分で体験し学びながら備わって行くものです。
それら全てをライフワークとして学んでいくことが、経営者としての経営哲学、つまり「帝王学」なのです。
《参考記事》 |
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◆メンバーシップに参加していただきたい方!
・小規模M&Aで、会社や事業の売却を検討している方!
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まとめ
以上、「個人向けスモールM&A講座のまとめ」でした。
現在、弊社がアドバイザーとして実働していることや、新シリーズ投稿も企画していることもあり、本講座は一旦、終了とさせていただきます。
今までご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
ご意見・ご感想などをいただき、また記事を掲載させていただく事もあると思います。
その時はまた、ご覧いただけますと幸甚です。
本講座を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
他の記事でまたお会いしましょう。
それでは。
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