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M&Aマッチングサイトで買い手から問い合わせが来ない!原因と解決策は!?

M&Aマッチングサイト

M&Aマッチングサイトで

買い手から問い合わせが来ない!

その原因と解決策を解説!

今回は、「M&Aマッチングサイトで買い手から問い合わせが来ない!原因と解決策は!?」について解説します。

会社や事業を売却するために、M&Aマッチングサイトに登録し、案件掲載の審査も通りました。

いよいよ、買い手募集の開始です。

しかし、待てど暮らせど買い手からのマッチング(問い合わせ)は一向に来ません。

閲覧数やお気に入り登録は数件あるのに、なぜマッチングが入らないのでしょうか?

今回は、「買い手から問い合わせが来ない原因」「買い手から問い合わせが来ない時に解決策」にスポットを当て、「M&Aマッチングサイトで買い手から問い合わせが来ない!原因と解決策は!?」についてを、解説して行きます。

《参考記事》

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M&Aマッチングサイトで 買い手から問い合わせが来ない原因・その解決策

それでは、「M&Aマッチングサイトで買い手から問い合わせが来ない原因・その解決策の解説して行きます。

※解説の中に、参考記事のリンクも記載してます。併せてご覧ください。

売却希望価額が高い

そもそもの売却希望価額を高く設定していると、マッチングは入りません。

買い手はノンネームシートの財務情報を見て、検討できるかどうかを判断します。

財務情報を勘案し明らかに高い価格で売却希望価格が設定されている場合は、なかなかマッチングがかかりません。

また、マッチングが入ったとしても、交渉時に必ずディスカウント交渉が入ります。

解決策!売却希望価額の見直し!

高値で売却したいという希望はわかりますが、やはり売却希望価格は見直しすべきでしょう。

見直しのポイントは2つで、

  1. 最低の売却希望価額を設定
  2. 売却希望時期の設定

この2つです。

まず、最低の売却希望価額です。

M&Aマッチングサイトに最初に登録する際は、高値で希望価額を設定しても良いですが、最終的に売却を検討できる最低の売却希望価額を自分で把握しておきましょう。

これはマッチングを多くもらうだけではなく、交渉開始後の許容金額としても活用できます。

次に、売却希望時期です。

いつまでに売却したいという希望はありますか?

「今年中」、「今期決算まで」や、「資金が枯渇するまでに!」など、急を要する場合もあるでしょう。

この売却希望時期からM&Aプロセスに必要な期間(スモールM&Aであれば、標準で2~3か月程度)を逆残し、それに合わせて売却希望価額を下げて行くのです。

希望売却価額を下げるのは気分良い事ではないですが、結果的に多くの優良な買い手候補と交渉する機会が増える事にもつながります。

この「最低の売却希望価額」「売却希望時期」を明確にし、戦略的に希望価額を見直して行くことが重要なのです。

《参考記事》

M&Aを成功させる重要資料!ノンネームシートと企業概要書とは!?

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案件掲載情報(ノンネームシート)がわかりづらい

これはかなり致命的です。

案件掲載情報、つまりノンネームシートの各項目の記載内容が1~2行と短かったり、長くても買い手に何を伝えたいのか分かりづらい内容になっていませんか?

このような記載内容になってしまう要因はただ一つ、「本気で売却する気がない」ではないでしょうか?

こう言った部分はノンネームシートを閲覧する買い手にも必ず伝わります。

「売れたらいいな」程度で案件登録している方も多いようですが、売却意欲の感じられないノンネームシートは、交渉時に破綻する(ディールブレイク)ことが多いため、買い手もマッチングを入れてきません。

また、不明点をイチイチ問い合わせする程、買い手も暇ではないため読み飛ばされてしまうのです。

解決策!ノンネームシートをリライト!

これに対する改善方法は1つだけです。

「ノンネームシートをリライト」するしかありません。

ポイントは2つです。

  1. 自社の財務、税務、労務、法務状況の把握・ビジネスモデルを分析
  2. 閲覧数・お気に入り登録・交渉先数が多い同業他社のノンネームシートを研究

この2つです。

まず、自社の財務、税務、労務、法務状況の把握・ビジネスモデルを分析ですが、これは基本中の基本です。

会社や事業を売却検討する以前に、経営者として完全把握しておかなければいけない部分です。

これが、しれっと出てこないのであれば、経営者としての資質が疑われてしまいます。

ノンネームシートにおいて買い手が重点的に閲覧する項目は、財務情報です。

ざっくりした数字ではありますが、初動として売却希望価額に見合っているかどうかを判断するには、この部分を見るしかないのです。

税務、労務、法務状況について、どんな企業(または事業)も特異な論点があるはずです。

ビジネスモデルの分析についても同様です。

この点、深堀した分析ができていないとしたら、買い手に何も伝わりません。

特に、「事業の強味・アピールポイント」については、ノンネームシートの重要項目であり、経営者として、詳細な内容を長文でかけるぐらいでないといけません。

また、これらの情報は交渉開始後、買い手から多く質問をされる部分であり、デューデリジェンス(買収監査)では深部まで調査を受ける事になります。

今後のM&Aプロセスのために自社(事業)状況を再度確認しておきましょう。

次に、閲覧数・お気に入り登録・交渉先数が多い同業他社のノンネームシートを研究です。

ノンネームシートを書くのが初めてという方が殆どでしょう。

書き方が分からないのは無理もない事です。

では、どう書けばいいのでしょうか?

簡単な話です。

閲覧数・お気に入り登録・交渉先数が多い同業他社のノンネームシートを真似る

これに尽きます。

ノンネームシートは買い手だけではなく、売り手も閲覧することができます。(M&Aマッチングサイトによっては、買い手登録していないと閲覧できないものもあります)

閲覧数・お気に入り登録・交渉先数が多いノンネームシートは非常に参考になります。

交渉に多くの動きがあるノンネームシートは買い手に魅力的に映っているため、マッチングが頻繁に入るわけです。

「真似る」と聞くと抵抗があるかもしれませんが、あくまで「テンプレート」と「刺さるポイント」を掴むのです。

実際、自社(事業)の状況をしっかり把握した上で、他社のノンネームシートを真似て作成した場合、全く違う独創的なのノンネームシートが完成しているはずです。

特に参考にしてほしい箇所は「タイトル」「事業の強味・アピールポイント」です。

タイトルはその名の通り、案件の見出しです。

見出しはノンネームシートの顔であり魅力的なタイトルは買い手の目に留まりやすく、中身もしっかり読んでもらえます。

動画サイトで言えば、「サムネイル」と一緒なわけです。

事業の強味・アピールポイントは、タイトルの次に買い手が閲覧する部分で、ここが明確に記載されていないと、せっかく魅力的なビジネスモデルであっても何も伝わらず、マッチングが入りません。

交渉に多くの動きがあるノンネームシートを今すぐ研究しましょう。

《参考記事》

赤字の会社でも売却できるか?買い手が評価する3つのポイントとは!?

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まとめ

以上、「M&Aマッチングサイトで買い手から問い合わせが来ない!原因と解決策は!?」を、ご説明しました。

まとめますと、

  • 売却希望価額が高い
  • 解決策!売却希望価額の見直し!

⇒解決策のポイントは

  1. 最低の売却希望価額を設定
  2. 売却希望時期の設定
  • 案件掲載情報(ノンネームシート)がわかりづらい
  • 解決策!ノンネームシートをリライト!

⇒解決策のポイントは

  1. 自社の財務、税務、労務、法務状況の把握・ビジネスモデルを分析
  2. 閲覧数・お気に入り登録・交渉先数が多い同業他社のノンネームシートを研究

でした。

これらと合わせて覚えておいていただきたい事は、

定期的な自社案件情報の「閲覧数・お気に入り登録数のチェック」「リライト」です。

閲覧数が伸びなければ、お気に入り登録も伸びず、マッチングが入りません。

そのためには、ノンネームシートの希望売却価額の見直しとリライトが必要になります。

特に売却希望価額を下げると、お気に入り登録している買い手にメール通知される仕組みになっているのでそれを機にマッチングが入る可能性が高くなります。

まずはお気に入り登録数を増やすことを目標に戦略を立てていきましょう。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

他の関連記事もご覧いただけますと幸いです。

また次の記事でお会いしましょう。

それでは。

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